本当にやってるコーヒーの淹れ方

以前も美味しいコーヒーの淹れ方を書きましたが、今回は自分が実際にやってるコーヒーの淹れ方を紹介したいと思います。自分がネットショップで扱うアフリカのクセつよさんたちを誰がやっても美味しくなる方法を自分なりに考えたので紹介します。

 

まず、コーヒーミルはタイモアC2で中挽き。

コーヒーミルに関しては色々使ってみてKINGrinderにハマった時期もありましたが、一周回ってタイモアで挽くのが一番美味いという結論に落ち着き現在に至ります。

 

ドリッパーは台形型。

以前はORIGAMIとかハリオの円錐型のドリッパーを頻繁に使ってましたが、最近はメリタとかカリタの台形型を使う頻度が増えました。円錐型は澄んだコーヒーが淹れられて良いですがアフリカ豆(特にエチオピア豆)はカドが立つ様なエッジの効いたコーヒーになりやすくて良くない様に思いました。台形型で抽出してもアフリカ豆の酸味や香りはしっかり出るし、むしろ抽出時間が長い方が豆の良さが出る様な気がします。

 

ペーパーはどれでも良い。

某メーカーのペーパーが臭いみたいなSNS投稿をたまに見かけますが、個人的にはあまり気にしないです。リンスすれば済む話だと思ってます。安かろうには理由があろう。アバカなどの白いペーパーも使いますが、茶色いからコーヒーが不味くなるとかはあまり感じないです。どーしても気になる方は白いペーパーを使うと良いと思います。

 

お湯の温度は96度。敢えての熱々で入れる。

お湯の温度は高温を使います。高温の方がコーヒーをしっかり抽出できるので高温で淹れます。コーヒーを淹れてる間にお湯の温度は冷めていくので熱いくらいでちょうどいいです。ちなみに最も効率よく抽出できるお湯の温度は93度らしいです。

 

豆の量は12g、お湯の量は180g。

コーヒーの淹れ方は定番の4:6メソッドで4投です。豆の量はメーターを使ってしっかり計ります。豆の量と挽いた後の量2回計ります。量が変わると味も変わるので計量大事です。

 

1投目を37gを目安にお湯を淹れます。エチオピア豆なら敢えて35gで淹れます。

エチオピアの豆は個性が強いので酸味を立たせるとクセつよになるので甘みが立つ様に2投目を多めにします。

※ここで蒸らしを30秒くらい。すぐ2投目淹れない、これ大事。

2投目を72gを目指して淹れます。これで4:6の4(40%)を淹れたことになります。

3投目を126gまで淹れます。

4投目を180gまで淹れます。これで残りの6(60%)を淹れて完成です。

お湯を注ぐ時はゆっくりと中心から円を描く様に外まで満遍なくお湯を注ぎます。蒸らしながらじっくりと淹れると美味しくなります。

 

※濃いのが苦手な方は分量を調節してください。豆10g、お湯200gでも美味しく作れます。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。